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日足がめっきり短くなりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
コロナ禍の不調に負けないためにも、「トリプトファン」を摂って、
気分や感情をコントロールして心の安定を保つ脳内ホルモン「セロトニン」を増やしましょう。
セロトニンは太陽の光を浴びたり、リズミカルな全身運動や呼吸、咀嚼(そしゃく)などをすることで増えると言われています。
このセロトニンを増やすために重要な成分になるのが「トリプトファン」というアミノ酸です。
別名、しあわせホルモンと呼ばれる脳内ホルモンで、「ノルアドレナリン(神経を興奮)」や「ドーパミン(快感を増幅)」と並び、
感情や精神面、睡眠など人間の大切な機能に深く関係する三大神経伝達物質の1つです。
脳は緊張やストレスを感じるとセロトニンを分泌し、ノルアドレナリンやドーパミンの働きを制御し、自律神経のバランスを整えようとします。
ストレスが溜まっている時に温泉に入ったり、リラックス効果のある体操などを行ったりすると癒されるのは、
セロトニンが増え、ノルアドレナリンが減少するからです。
しかし、ストレスや疲労が溜まると、セロトニンの分泌量が減ったり、働きが制限されたりしてしまいます。
セロトニンは脳内で作られますが、その材料として必須アミノ酸のトリプトファンが必要となります。
ただし、トリプトファンは体内で生成できないので、食事から摂らなければなりません。
食べ物から摂取したトリプトファンは、日中は脳内でセロトニンに変化し、
夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。そのため、トリプトファンが不足すると、不眠症や睡眠の質の低下を引き起こす原因となります。
摂取量の目安は、体重1kgあたり2mg程度。体重が60kgの方の場合は120mgとなります。
【トリプトファンを多く含む食べ物】
・豆腐・納豆・しょう油・味噌などの大豆製品
・かつお・まぐろなどの魚類
・アーモンド・ピーナッツなどのナッツ類
・他にもバナナや小麦の胚芽、卵などにも多く含まれています。
日々の生活や食事を少し見直すだけで、精神の安定や睡眠の質に繋がります。
staraでは就労の機会だけでなく、健康についても追求し、皆さんにアドバイスを送っています。
一緒に豊かな時間を過ごしていきましょう。
忙しい年末を前に、お体に気をつけてお過ごしくださいませ。
3事業所共に皆さんのお越しをお待ちしています!!